こんにちは、記念すべき？2回目の記事になります。

本当なら専門である整形外科疾患について書くべきなのですが、今回はタイトルに挙げたように新型コロナウイルスについて書いていきたいと思います。

現在日本では緊急事態宣言下に比べると毎日の感染者数は少なくなっているものの欧米では再び増加傾向であり、来たる今冬にかけて戦々恐々としている状態です。

しかし当初の流行時に比べて、この新型コロナウイルスに対する理解、感染様式などが判明してくるにつれ正しく恐れることが重要だと感じます。

3密を避ける　マスクや手洗いの徹底　咳エチケットを実行　こまめな換気

既にあらゆるメディアや媒体で触れる機会が多い情報ですが今一度情報共有および気を引き締めるために挙げさせて頂きました。

特に高齢者が新型コロナウイルスにひとたび感染すると症状が重く、重症化する確率が高いです。

ある研究ではCOVID-19患者において、血液中のT細胞が少なくなるという報告があります。そして免疫系において、こうしたウイルス感染細胞を破壊してくれるT細胞（キラーT細胞という）の産生が少ない場合、新型コロナウイルスとの闘いに勝つことは困難であると述べています。

※キラーT細胞‥ウイルスに感染した細胞や癌細胞を認識し殺す役割を持つ

　そして年を取るにつれキラーT細胞の産生量が少なくなるために、ウイルスに打ち勝つことがさらに難しくなるという事です。もちろん個人差がありますので高齢でも現役並みにお元気で健康な方もいらっしゃるのも事実です。

要するに免疫力をつける（高くする）

これに尽きるのではないでしょうか。

それこそロコモ患者さん（これに関しては後日またブログで触れてゆきたいと思います）や骨粗鬆症で通院されている患者さんへ指導している様に

規則正しい生活（良質な睡眠）/食生活/定期的な運動習慣

が大切だと考えます。世間では「GO TO〜」と名のつくキャンペーンが行われていますが、落ち込んだ経済、マインドを立て直すために必要なことも理解できます。もちろん批判の声も上がっていますが都度毎に振り返り、修正すべき点、評価すべき点を洗い出すことは当然でしょう。

いやはや、この冬のインフルエンザ流行期にどうなるか自分如きが精度の高い予想はできませんが、皆様もくれぐれも健康に気をつけて新型コロナウイルスを正しく恐れる様にしていきましょう。

一医療人として目の前の患者様に適切な医療を提供できる様努めて参ります。

むつみクリニック　整形外科・骨粗鬆症専門外来

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