ブースター接種(3回目接種)って結局したほうがいいのか?
以前にもブログ記事で述べたように、やはりブースター接種(3回目接種)を打つ時流になってきました。アメリカでは早ければ9月20日の週に米国内の全住民に提供する計画を発表しました。
そもそもブースター効果(追加免疫効果)は自然感染やワクチン接種の得られた状態で再感染したり、ワクチンの追加接種をすることで、より早く強い、免疫が得られることを指します。
昨日のネットニュースでも挙がっていましたが、藤田保健衛生大学の発表によればファイザー製ワクチンの抗体量は接種後3か月で4分の1に減少するようです。
モデルナやファイザー製のワクチンはmRNAワクチンになります。mRNAワクチンにおいて、そもそも免疫の指標となる中和抗体は時間が経つにつれて減少していくと考えられておりモデルナ製では2回目の接種後4週くらいをピークに6か月後まで徐々に減少していくことが報告されています。
さらにはワクチン接種を完了した医療従事者1497名のうちブレイクスルー感染を起こした39名について調べると、中和抗体が非感染者と比べて低かったというわけで、中和抗体の低下は感染リスクと関連していることが伺い知れます。
これらの事からワクチン接種した後、時間の経過とともに効果が減弱し、感染するリスクが逆に高くなっていくことが予想されます。
日本よりも早くワクチン接種が普及した海外からのデータによるとワクチンによる感染予防効果が低下している時期が、デルタ株が広がっている時期にあてはまるため時間経過とともにワクチンの感染予防効果が落ちるのかデルタ株によって効果が落ちるのか、あるいはその両方なのかが判断困難な状態です。
それでもアメリカでのブースター接種の決定は時間経過による中和抗体の低下による感染リスクの増大とデルタ株の蔓延による感染リスクの増大を懸念しての決定と考えられます。
ブースター接種の問題点
もちろんブースター接種に関してわかっていないこともあります。ブースター接種を行ったとしてどれくらい免疫反応を高めるか、副反応の発現率、危険性、2回目接種からどのくらいの期間で接種すればよいか、などです。
幸い日本はワクチン後進国という汚名がありつつも先行国(欧米、イスラエルなど)のデータをもとにワクチン政策を決定づけるメリットがあります。教訓を生かして今後のワクチン政策を進めてもらいたいです。
本日は以上です。
(参考サイト 忽那賢志先生のツイッターを一部抜粋 元サイトを見たい方はこちらになります)
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