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新型コロナウイルス感染 第6波に向けて

[2021.10.01]

ここ最近感染者もすっかり少なくなってきました。とはいえ、来るべき第6波に向けて医療体制の整備、構築は重要です。

もはや新型コロナウイルス感染はなくせるものではなく、毎年形を変え流行するインフルエンザのような感じになっていくのかもしれません。

例えばインフルエンザのように毎年ワクチンを打ったり、これからインフルエンザとの混合ワクチンなどが出るかもしれません。

当初は得体の知れない感染症であったものが、徐々にこのウイルス感染症の特徴、対処法、ワクチン開発、治療薬などが次々と広がってきた事は喜ぶべき事です。

決して楽観的になる訳ではなく、この段階に至るまでに多数の犠牲となった方がいらっしゃいますし、現時点も入院中であったり後遺症で悩む方も沢山いらっしゃる事でしょう。緊急事態宣言は解除となりますが今後も気を緩めることなく行動制限を緩和していきましょう。

新型コロナウイルスのワクチン接種に関して振り返ってみて

 ファイザー製ワクチンを地域のクリニックとして大きな事故も1例も生じることもなく約2000名ほどの方に接種する事ができました。

当初はこれだけ大多数の方に打つことになるなんて私自身も思っていませんでした。ひとえに効率的かつ機動的に動いてくれた当院のスタッフのおかげだと思っています。ありがとうございました。

一旦は当院でのワクチン接種は終了となりますが3回目接種のタイミングの時点で当院が改めてお手伝いできる事があれば、その時は是非むつみクリニックをご利用ください。

 日本は当初諸外国に比べかなり接種が遅れワクチン後進国と言われる状態でしたが、やり出したら一丸となって一つの目標に向かって愚直に実行できる国民性を純粋に証明することができたのかな、と振り返って思います。

この第5波のさなか、2回接種したにも関わらず、図らずも新型コロナウイルスに感染してしまう患者様(ブレイクスルー感染)もちらほら診察させて頂いたのですが、例え高齢者の方であってもワクチン2回接種を済ましていれば症状が軽微である、ということを現場で実際に痛感しています。

地域のクリニックとしての役割

来るべき第6波に向けて地域のクリニックで自宅療養中の新型コロナ感染者に対して抗体カクテル療法が投与可能となりました。

当院では既に在宅医療、訪問診療で多数の患者様を担当させて頂いておりますが、将来的に往診での抗体カクテル療法を行うかは現時点では決定しておりません。

ここ住之江区のクリニックとしてワクチン接種だけでなく、常に何か役に立てる事はないかを考え日々の診療にあたりたいと思います。

今年の残すところあと3ヶ月、引き続き宜しくお願い致します。

本日は以上です。

むつみクリニック院長

【お知らせ】

10月8日(金) 午前の整形外科は休診となります。(内科午前診はあり)午後は谷口医師→金光院長に変更となりますので宜しくお願い致します。

むつみクリニック 整形外科・骨粗鬆症専門外来

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