新たな変異株 オミクロン株 さてどうなるのか?
さて週末に世界中に激震が走りました。南アフリカで新規変異株が発見されました。ちまたではデルタ株以上の感染力がささやかれています。
今の所感染者が確認されている国は限られていますが当たり前の様に各国では水際対策を強化,我が国日本においても同様です。
新たな変異株(B.1.1.529)の名称は「オミクロン株」となりました。
現在日本でも大多数が接種しているファイザ-製ワクチンが,このオミクロン株に対して効果があるかどうか約2週間ほどで多くのデ-タが得られると言われています。このオミクロン株,デルタ株よりも新たな変異が多く,ただでさえ感染力の強いデルタ株以上に感染力が強いと懸念されます。
ちなみにWHOはこの変異株(B.1.1.529)「オミクロン株」を懸念すべき変異株と分類しています。これは最もリスクの高い変異株に与えられる分類です。この事はWHOが感染が急速に拡大しワクチン効果が低下する可能性が高いと判断した事を意味しています。
それでもファイザ-社の広報担当者によるとmRNAワクチンを用いたファイザ-製ワクチンに調整が必要となっても短期間で修正可能との事です。
過度な期待は禁物ですがmRNAワクチンの製造技術および該当企業の持つポテンシャルを感じます。
少なくとも我が国では12月より医療従事者,年明けの2月より一般高齢者より接種が開始予定です。3回目接種を打つ段階になってオミクロン株に対する調整済のワクチンが出回るとは思えませんが、絶対にしなければならないことは本気になって検疫強化し、水際対策,入国管理を徹底することです。
デルタ株での過ちを繰り返してはいけません。
我々も地域に展開する医療機関として3回目接種を2月より開始します。
1月には予約受付を行う予定ですので各種SNSおよびHPをチェックしてみてください。
本日は以上となります。
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