先日に引き続きデルタ株に関するニュースです。
お馴染み忽那先生のTwitterからの引用も含めて分かりやすく説明したいと思います。
つい以前まで話題となっていたイギリス変異型ウイルス(アルファ株)は従来のウイルスよりも感染力が強く、インドから広がっているデルタ株はそれよりもさらに感染力が強いとされています。
またデルタ株に感染すると重症化しやすく、いくら若年者といえどもワクチン接種していない方の間で重傷者が増加してゆく可能性があります。
デルタ株変異ウイルスへのワクチンの効果は?
前回のブログでもお話ししたように、デルタ株に対してはワクチンの予防効果および発症効果は低下することは間違いありません。
(下記グラフ参照)
しかしながら重症化予防効果は90%以上に保たれている、ということも分かってきました。
これはつまり従来のインフルエンザや風邪症候群の原因となるウイルスによる影響と同等のレベルになってきたと言うことでしょうか。(ワクチンを打った方に対しては、という前提条件ではありますが、、)
ただし感染リスクは高いままですので、ワクチンを打ったからといって感染予防を怠ってよいという訳ではありません。引き続き3密の回避、大声で会話しない、声を出さない等の行動は必要でしょう。
今後予想される(というか既にそうなっていますが、)事は、若年者の間でデルタ株の感染が蔓延し感染者数の増加をきたす可能性が高いです。
mRNAワクチンによる効果が低下したと言われたものの感染率、発症率をこれほどまでに(60%以上も)予防するのであれば自身および周囲の方を守るためにもワクチン接種をする意義はあると思います。
本日は以上となります。
忽那先生のTwitterはこちら
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