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漢方について
漢方は、中国医学を基礎に日本で独自の発展を遂げた伝統医学です。植物、動物、鉱物由来の生薬を組み合わせた漢方薬は、人体の自然治癒力を高め、疾病予防と症状改善を目指します。
西洋医学との併用が可能な点も特徴で、患者様の体質と症状に応じて両者を適切に組み合わせることで多角的なアプローチが実現します。腎機能障害や消化器疾患、妊婦さんなど、薬剤の内服が難しい方への比較的安全な処方が可能な点も、漢方ならではの強みと言えます。
大阪市住之江区・北加賀屋のむつみクリニックでは、患者様のニーズに合わせた漢方治療を提供しております。ご興味がある方は、お気軽にご相談ください。
診療科ごとの主な適応症例
内科
消化器疾患
便秘、下痢、胃腸の不調に対して、消化器系を調整する漢方薬を用います。腸の働きを整えることで、長期的な体質改善も期待できます。
呼吸器疾患
風邪、慢性の咳、喘息などに対して、免疫力を高め、気道の炎症を抑える漢方薬を処方します。西洋薬との併用で、より効果的な治療が可能です。
アレルギー性疾患
花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患に対して、体質改善と症状緩和を目的とした漢方薬を使用します。長期的な使用で症状の改善が期待でき、
循環器疾患
高血圧、動悸などに対して、血圧の安定や自律神経の調整を図る漢方薬を用います。
更年期障害・月経障害
更年期障害や月経痛や不順症状など、女性ホルモンの変動による諸症状の改善にも漢方薬は有効です。特に当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）・加味逍遥散（かみしょうようさん）・桂枝茯苓丸（けいしぶくりょうがん）の3つは「婦人科三大処方」と呼ばれ、女性の患者様の強い味方となってくれるはずです。
整形外科
腰痛・関節痛
痛みの緩和と血行促進を図る漢方薬を使用します。西洋医学的治療との併用で、より効果的な疼痛緩和が期待できます。
骨粗鬆症
骨の代謝を改善し、骨密度の維持をサポートする漢方薬を処方します。
筋肉痛・筋疲労
筋肉の緊張を緩和し、疲労回復を促進する漢方薬を用います。
その他、打撲、捻挫などの急性外傷や、神経痛、肩こりなどに適応のある漢方薬もございますので、お気軽にお問い合わせください。
