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- 骨粗鬆症の検査
早期治療につなげるための検査
骨粗鬆症は症状なく進行するため、定期的な検査によって予防に努めることが大切です。そのための検査として、行政や民間機関による健康診断などで骨密度検査が実施されています。これらの多くは、踵骨(踵の骨)や中手骨(手の骨)から骨密度を測る簡便な検査で、スクリーニングには十分なものの、確定診断を行うまではできません。
もちろん骨粗鬆症の予防のために重要な検査であることは間違いないのですが、骨粗鬆症の予兆を見つけ、早期の対策を行うためには不十分と言わざるをえません。この検査が「要精密検査」、あるいは境界線になった場合は、精密検査を行って骨粗鬆症の進行状態やリスクをしっかりと確認する必要があります。
骨粗鬆症の検査方法
骨密度検査
専用の装置を使って骨密度を測定します。大きく3つの方法があり、大阪市住之江区・北加賀屋のむつみクリニックでは日本骨粗鬆症学会が推奨するDEXA(デキサ)法を用いた「精密検査」を行っています。
骨密度検査
DEXA法(DXA法)は、2種類のエネルギーのX線を用いて骨密度を測定する方法です。主に腰椎や大腿骨頚部など、骨折リスクの高い部位を正確に評価します。被ばく量が極めて少なく、安全性が高いうえ、全身の骨密度を測ることが可能なため、日本骨粗鬆症学会が推奨する検査方法でもあります。
基本的に、会社や各自治体などの骨粗鬆症検診で要精密検査となった場合は、こちらの検査装置のある医療機関での再検査を行ってください(当院も該当します)。
MD法
MD法(Microdensitometry法)は、手のX線画像から第二中手骨の骨密度を判定する方法です。短時間で簡単に実施できるため、骨粗鬆症検診などでその有効性が広く示されています。ただし、感度が低いため、治療効果の判定には適さず、主にスクリーニング目的で使用されます。
QUS法
QUS法(quantitative ultrasound法)は、超音波を用いて主に踵骨の骨密度を測定します。放射線被ばくがなく、骨の硬さも評価できるため、骨質の評価にも有用とされています。しかし、DEXA法とは測定原理や部位が異なるため、結果が一致しないこともあります。QUS法もスクリーニング目的での使用が主で、骨粗鬆症の精密診断には用いられません。
X線検査
脊椎の変形や骨折の有無を確認することで、骨粗鬆症の進行度合いを調べます。
血液検査(骨代謝マーカー)
採血によって骨代謝の状態や、原因となる疾患の有無を調べます。
大阪市の骨粗鬆症検診
大阪市では、各地域の保健福祉センターにおいて無料で骨粗鬆症検診を実施しています。検診結果は当日にもらうことができますので、骨粗鬆症の予防のためにも定期的な検査をおすすめします。この検査で要再検査、あるいは境界線の結果となった場合は、骨粗鬆症の精密診断が可能な当院へお気軽にご相談ください。
対象
- 大阪市内在住で18歳以上となる方
費用
- 無料
※大阪市の骨粗鬆症検診についてはこちら
骨ドック
当院では、骨粗鬆症治療を専門とする院長と充実した検査環境を生かし、骨粗鬆症の早期発見と診断のための「骨ドック」を実施しています。要予約となりますので、希望される方はお気軽にご相談ください。
骨ドック当日の流れ
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STEP 1
受付・問診
ご来院後は受付へお伝えください。その後、問診票をお書きいただきます。
※事前にネットで問診が済んでいればスムーズなご案内が可能です。ぜひご活用ください
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STEP 2
診察
問診票を元に医師が診察を行います。
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STEP 3
検査
医師と相談のうえ、下記の検査を行います。
・骨密度測定(DEXA法)
・採血(一般採血項目、骨マーカーおよびビタミンD測定など)
・胸腰椎レントゲン撮影(※) など(※)他院での採血結果などがあれば検査不要となるケースもあります
■費用:約13,000円(税込・自費)
※診察結果により保険適用となる場合もあります(保険適用だと3割負担で約4,000円、1割で約2,000円)
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STEP 4
結果説明
検査結果を元に適切な指導、治療法選択を行います。骨粗鬆症治療は、患者様の既往歴、生活スタイルなどによって細部が大きく異なります。病態を丁寧に説明し、ご納得いただける治療法を一緒に決めていきます。
当院では予防についての指導も行っております。骨粗鬆症が気になりましたら、お気軽にご相談ください。