骨粗鬆症の治療 骨ドックについて
骨粗鬆症とは、骨の中のカルシウムやタンパク質などが少なくなり骨に小さな穴が多発する症状を指します。そのため背骨が骨折し、それにより背中が曲がり、痛みや姿勢障害が起こることがあります。原因としては加齢、女性(閉経後)、ステロイド内服、甲状腺の病気など様々です。症状が進行すると軽度の外力で脆弱性骨折を引き起こしたり、最悪寝たきりの症状になることがあります。症状が現れた場合は、早期診断および治療をすることが重要となります。
また当院ではDEXA(デキサ)法を用いて骨密度を測定しています。使用する放射線量は通常の胸部レントゲンの約1/30です。DEXA法は骨粗鬆症の診断と治療経過をモニタリングする上で、日本骨粗鬆症学会から推奨されている検査方法となります。
骨ドック
当クリニックでは骨粗鬆症の早期発見、診断および治療が可能です。
骨ドックを希望される方は予約にて対応させて頂きます。
【当日の流れ】
①受付 問診
事前にネットで問診が済んでいればスムーズにご案内できますので是非活用ください。
②診察
頂いた問診を元に医師が診察を行います。
③検査
下記に記載する検査を医師と相談の上、検査を行います。
※標準的な検査内容は以下になります。
- 骨密度測定(DEXA法)450点
- 採血(一般採血項目、骨マーカーおよびビタミンD測定など)
- 胸腰椎レントゲン撮影
(他院での採血結果などあれば検査不要となるケースもあります)
費用;約13000円(保険適応だと3割負担で約4000円,1割で約2000円)
※診察結果により保険適応となる場合もあります
④結果説明
検査結果を元に適切な指導、治療法選択を行います。
骨粗鬆症薬に関しては多種多様なタイプがあり、患者様の既往歴、生活スタイルなどによって適切な薬剤が異なります。
丁寧に説明し、ご納得いただける治療法を一緒に決めていきます。
日常生活での予防も重要です。当院では予防についての指導もいたしますので、骨粗鬆症が気になりましたら、お気軽にご相談ください。