連休明けは非常に多くの患者様が来院され、あっという間の3日間でした。週末はゆっくり体を休めたいと思います。
さて、久々にコロナウイルスワクチン関連のお話をしたいと思います。
そろそろ、高齢者の方のワクチン接種が本格的にスタートし出す事と思います。当院を受診される患者様にも接種の案内が送られてきているようです。そんな中で、医療従事者の先行接種が行われており副反応などの色々な情報が蓄積されています。こういった情報が今後ワクチン対象となる方達にとって(私も含めてですが)有益となる事に違いありません。
そこでタイトルにもある通り、
新型コロナウイルスワクチンはどちらの腕に打つべきか?
ということにお答えできればと思います。
『COVID19ワクチンに関する提言』によると、
接種する腕は、接種部位の疼痛に備えて、利き手ではない側に接種することが望まれます。ファイザーの臨床試験のプロトコールでは、接種は利き手ではない腕に接種することになっていましたので、2回目の接種も1回目と同側が望ましいと考えられます。ただし、1回目の接種部位に著明な局所反応を認めた場合、2回目は反対側に接種することも可能と思われます。
と推奨されています。
周りの接種した方の話を聞いたり医療系サイトの情報を参考にすれば、2回目接種の後の方が痛みが強いようです。なので2回目接種の場合は非利き腕に打った方が良いという意見が多いです。接種した方の腕を上げることが辛いのだと。
その一方で夜間就寝時に非利き手側を下にして眠る事が多い方にとっては非利き手側に打つことで、痛みのために夜間の睡眠が妨げられる事もあるようです。必ずしも利き手と反対側に打つことが最善とは言えないようです。
これは個人差によるところも大きいと思いますが、日常生活においてどのくらい利き腕を使用するか、非利き手側を使用するかを考えて判断した方が良いでしょう。
注射部位の熱感や腫脹、疼痛はワクチン接種による有害事象ではなく、むしろ至極真っ当な生体反応と認識して良いと思われます。もちろん程度の差こそありますので心配であるなら医療機関への相談や受診をお勧めします。
ちなみに私は1回目 利き手側 2回目 非利き手側に接種しようかな〜と思っている次第です。
本日は以上となります。
お読みいただきありがとうございました。
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